移動式ガントリーは、固定されたレール上を移動できるように設計された大規模なクレーンシステムであり、コンテナ埠頭、鉄道車両基地、造船所の係留場など、広範かつ直線的な作業エリア全体にわたって包括的な荷揚げカバレッジを提供します。固定式ガントリーとは異なり、移動式ガントリーにはモーター駆動の走行機構が組み込まれており、クレーン全体の構造をレール軌道上を長距離にわたり移動させ、重い荷物を運搬することが可能です。この機能は、コンテナ船の荷役(積み込み・荷降ろし)などの用途において極めて重要であり、クレーンが船舶に沿って移動して異なる貨物室(ホールド)にアクセスする必要があります。このシステムは、ガントリー構造体、巻上機構、トロリー走行機構、およびトロリー移動機構で構成されています。クレーン梁に取り付けられたトロリーは横方向(左右方向)に移動し、三次元的な荷物位置決めを可能にします。主な利用例としては、インタモーダルターミナルでコンテナを高積みするレールマウントガントリー(RMG)クレーンや、製造工場からドライドックへ巨大な船体ブロックを輸送する超大型造船所用ガントリーがあります。貴社の敷地向けに移動式ガントリーシステムを導入する際の技術相談をご希望の場合は、当社エンジニアリングチームまでお問い合わせください。